北海道旭川で百年続く米屋です
☆こめやの粒やき(つぶやき)☆
本当に美味しい「ごはん」炊けてます?
★美味しいごはんの炊き方は、まず保管にあり!
美味しいごはんは当然のことながら、美味しいお米で炊くことです(笑)あたりまえですけど…。…で、買ったばかりのお米は、よっぽどのことがない限り新鮮でおいしい状態です。その状態をいかに継続させるかが第一段階。
暑い時期にハイザーに入れるのは危険って聞いたから、買った袋のままがいいんじゃない?と、思っているあなた!お米の袋は目に見えない空気穴の開いているのがほとんど…。そのまま室内で保管すればお米の虫が寄って来ることも…。
必ず密閉できる容器に移し替えて保管したほうがいいんです。また保存場所も風通しのよい涼しいところ、または冷蔵庫がおすすめ!
★美味しいごはんの炊き方は、まず研ぎ方にあり!
今は精米機の性能がよくなり、お米の表面はきれいに磨かれ、昔のようにきつく研がなくても大丈夫なんです。最初はさらっと水をながす。次にじゃんけんのパー・グーを繰り返すように(お米を手で握る感じ) 回しながら米をとぎます。グー・パーだとお米が手の中から出されちゃう感じ(笑)。それを2合炊くなら15回くらい、3合なら20回くらい繰り返しましょう。その後、2~3回くらいすすいで、水加減を調節します。
水加減も大事ですよ。炊飯ジャーの内側には目盛がついてはいますが、そこからちょっぴり加減してみましょ!かためが好きな人はちょっぴり少なめ、柔らかいのが好みならちょっぴり多め。ちょっぴりっていうのは、水を張ったラインが目盛のスレスレ上になるか下になるかぐらいのことです。微妙な水加減にあなたもチャレンジ!してみてください(笑)
★美味しいごはんの炊き方は、水浸時間の大切さ!
ごはんに芯ができる… いわゆる「めっこごはん」になる… 粘りがたりない… など、その原因はお米ではなく以外に水浸時間にある場合が以外に多いんです!たとえば、無洗米などは水を入れてすぐスイッチを押してしまう…という方の多いこと!どんなお米も冬は1時間、夏は30分以上水分を吸収させましょう!それが、ふっくらごはんの秘訣です!
★美味しいごはんの炊き方は、炊飯ジャーの使い方!
いつやるの?今でしょ?!ごはんが炊けたら混ぜるでしょ!
炊飯ジャーの取り扱い説明書を読むことで、とても美味しいごはんができる! それぞれのジャーには多少の使い方に違いがあるため。たとえば、炊飯完了のブザーが鳴ってから、すぐ撹拌(かき混ぜる)するものと、10数分後(蒸らし時間)にするものなど。これは蒸らし時間が完了時間に入っているかそうでないかの違いですが、大事なのは炊きあがって食べるまでの間には必ず一度は混ぜることです。
炊きあがったごはんを、そのままにしておくと中の水蒸気が上蓋から内がまにつたい落ち、ごはんの表面に水分がまとわりついてベチャベチャごはんになってしまいます。炊き上がったら蓋を開けてかき混ぜ水分を飛ばしてやることがふっくらツヤツヤなごはんに変えてくれるのです。よく「お米が立ってる~!」なんて表現が使われますが、混ぜなきゃ「立たない!」んですよ~(笑)!誰かが言ってました。炊飯ジャーの蓋をあけたら、ヘラで十字に切り込んで、その4等分されたごはんをそれぞれひっくりかえすように混ぜるといいって。実はこれ、ウチでいつもしている方法です!ごはんの粒をつぶさないように混ぜるってことなんですけどね。
ごはんを炊くのは炊飯ジャーだけでなく、こだわる方は圧力ナベや土鍋など、様々な用具がありますが、炊けたら混ぜる!こんなことで、以外にも見違えるような美味しいごはんに変身することもあるんですよ!ぜひお試しを!一度じゃなくて、ごはんを炊くときの習慣にしてください!!