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北海道旭川で百年続く米屋です
☆こめやの粒やき(つぶやき)☆
奇跡のお米「ゆめぴりか」
今現在、全国で生産されているお米の銘柄は200種類以上…各地で「より美味しいお米」の改良に力を入れています
北海道のお米は長い間、「まずい!」という評判でした… 猫もまたいで通る…なんて意味の「猫またぎの米」と呼ばれていたんです、ひどいですねぇ(涙)でもご存知ですか?実はお米の生産量では昭和38年には既に、ここ旭川が市町村単位で全国一になる位の稲作地帯になっていたんですよ!
それから改良に改良を重ねて「きらら397」や「ほしのゆめ」という銘柄米が生まれてきました。でも20年位前から「本当に美味しいお米」「全国に通用する美味しいお米」を目指すようになり、北海道立上川農業試験場で研究努力されるようになりました。
毎年300以上もの種類を試作しても名前がつくのは1つか2つ…そんな厳しい選抜の中、「ゆめぴりか」も「上育453号」という名前をつけてもらえました!けれど、次の試験で落第点を取ってしまい研究は中断…いえ、本来なら消えてしまうところです。けれどもこのお米「美味しかった」んですねぇ…研究員の方たちも「すぐ消してしまうのも、もったいない」と、試験場の片隅に作り続けられていたそうです。
そうこうしているうち、いよいよ全国で通用するお米、全国のお米の美味しさを追求する食味ランキングで最高ランクの「特A」を獲得できるお米の開発という指令のもと、奇跡的にもう一度このお米が候補にあがったのです!一度落第点を取った項目もクリアでき、やっと本格的な商品への実現に近づいていきました。
とくに嫌になるほど繰り返したのは「食味試験」という食べ比べです。一度はお蔵入りも経験している分、試し炊きする期間は十分でしたから(笑)。 「美味しい」という確信が自信に変わるまで、何度でも繰り返す…時には場所を変え人を変えて…その数100回以上…いくら新銘柄の研究でも、こんなに食べ比べを繰り返した銘柄はないんじゃないかしら…?
こうして味に絶対の自信を持って完成した「ゆめぴりか」。新銘柄にありがちな味のばらつきが出ないようにたんぱ質の含有率も定め「認定米」として販売することを定め、準備は万全でした。
ですが完成後も試練は待っていました。お天気の影響で作柄があまり良くなかったのです…たんぱく値を定めたことで、尚更販売できる量はさらに減り、「ゆめぴりか」の名前は聞いても実際の美味しさが広がるには限りある収量となってしまったのです。
翌年お天気の女神に微笑まれ、また厳しい基準を設けたことで味も一定し、やっと広く皆様のお手元に届けられるようになりました!そして「本当に美味しいお米」との評価を続々いただき嬉しい悲鳴をあげられたのです。
まさしく、研究員さん達の努力の結晶!子供を育てるかのように手掛ける生産者の皆さん!そしてご協力いただいた北海道の皆様、道外でいろんなアドバイスをしてくれた皆さんのおかげです!
念願の「特A」ランクも獲得し、生産量も美味しさも日本一と呼ぶにふさわしいお米が完成したのです!この大切に育てられたお米を末永く皆様に愛していただけるように、生産者の皆さんが精魂込めて作った美味しいお米を、私達米屋も高い志を持って販売する!そんな気持ちを込めて、ここ旭川の米穀商組合では、「ゆめぴりか」の米袋にこんな言葉を印刷してあります…。
「私たち旭川米穀商組合加盟店は
オリジナル統一パッケージで
「ゆめぴりか」をお届けします
この商品は食味基準をクリアし
認定マークのついた北海道の「夢」をのせた
美味しいお米です。」