現在食べられているお米の祖先といえる「古代米」のひとつで、古く中国では宮廷献上米とされていたそうです。ふつうのお米よりも栄養価が高く「長寿米」・「薬米」などと呼ばれています。 かの楊貴妃も美容食として愛用されたとか… 一番の特徴は、ほかのお米にはない赤い色！ 一見黒く見えますが、炊くと赤紫色になります。 これがポリフェノールの一種である「アントシアニン」の色素！ アントシアニンには抗酸化作用があるといわれています。動脈硬化予防、発がん抑制、眼精疲労の改善、肌荒れ改善などに効果があるといわれる抗酸化作用。 また、カルシウムや食物繊維なども白米より多く含んでおり、白米に混ぜて炊くことで簡単に取り入れられる健康食です！
当店取扱いの黒米は、北海道産の「きたのむらさき」という品種です。
北海道の上川地方の熱意ある生産者の方たちと旭川の老舗のお米屋さんが協力し、苦労して製品化にこぎつけたものです。 黒米はモチ米の一種で、お米でいうところの「玄米」の状態です。 精米してしまうとアントシアニンを含んだヌカ層が落ちてしまうので、そのまま調理します。 炊くときにはすすぐ程度でかまいません。お米のようにといでしまうと、せっかくのアントシアニンの栄養素が流れてしまいます。 また水浸時間は普段より少し長めの方が、より色が出やすくなります。
といだ白米に黒米を約１割いれて、その分水加減を大目にして１時間ほど置いたあとに炊飯した「黒米ごはん」です。 きれいな赤紫色に炊きあがっています。 穀物の香ばしいような香りと、モチっとした食感、淡い甘さと渋みのようなポリフェノール特有の味わいがあります。 こだわりの天然塩などを振り掛けると甘みも増し、お赤飯のようです。 食物繊維のパサつき感が気になる方は、炊くときに大さじ１杯のオリーブオイルか無糖のヨーグルトを入れると食べやすくなりますよ☆
黒米の栄養価をそのまま味わいたい方！ 黒米１００％の「黒米がゆ」はいかがですか？ お好みの水加減でおかゆにするだけ！ モチ米だけに、白米のおかゆよりも、照り感が全然違います！ お好みの豆などを一緒に入れたり、また小豆のように砂糖を足して中に白玉をいれるとお汁粉にもなりますよ☆
